運び方いろいろ

高輪の物流博物館の地下で*1、1958年(昭和33年)の記録映像「荷役は変わる」*2を見ました。想定外の洒落たイラストのオープニング、軽やかな音楽、美しいカラー映像で50分の長さがあっという間。 その中で、上品なナレーションが繰り返し「人間の肩で荷物を…

フランス製のコットンタイツ

「自分」整理術 好きなものを100に絞ってみる作者: 山崎まどか出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/05/13メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る まぶしい話題がぎっしりの本です。特に印象的なのは「タイツをキュートに穿きたい」と…

「グランド・ブダペスト・ホテル」の日本版を妄想する

■「グランド・ブダペスト・ホテル」のオープニングは寂れたホテルが舞台なのですが、その寂れ方がすごく良かった。 華やかでクラシックな建物に1960年代の改造が加えられているんです。食堂の恥ずかしい大壁画(晴れた日のアルプスみたいなやつ‥)*1や、ペコ…

英語の使い道

久生十蘭の「母子像」(1954)は、純粋で真面目な中学生が、なぜかポン引きまがいのことを繰り返すというお話。厚木基地から米兵をタクシーにのせては都心の歓楽街に送り出すのです。 以下は、その少年を担任の先生が叱るセリフですが、アメリカという言葉を…

ハラハラ素足

■「仁義なき戦い」(1973年)をはじめて見た。 菅原文太が、アタフタ・ブルブルしながら偉い人を殺すシーンがあったけど、殺す標的を待っている間は、大雨。そして足元は雪駄&素足なんですよね。 水たまりの中には、タバコの吸い殻が沢山あって、待ち時間の…

おすすめの本(再掲)と、プチご縁

著者の女医さんはもともとエリート官僚でしたが、激務で体をこわし医師になった方です。 医学に興味をもったきっかけは、不調に悩んだ自らの経験でした。仕事を続けていく資本となる自分のカラダが、今後、また不調になったとしても、仕事を休むほど悪化しな…

時をかける果物少女/「タカラジェンヌの身体になりたい」

■Huluで「時をかける少女」(1983)を見てしまった。保健の先生役の根岸季衣(30年前はムチムチした美女!)*1が良い事言ってました。 16ともなれば、皆さんは植物に例えれば、もうじゅうぶんに熟して実のなった年頃です。これからはその身体をいっそう大切…

気合いでリセット

あるお洒落な方のエッセイに、“健康のためにお洒落を犠牲にするのは考えられない。だからその日のうちに、入浴その他の手入れで疲れをリセットしています。”みたいなことが書いてありました。 こういうのって、どこまでリセットできるものなのかな。個人差あ…

「マッドメン」とトイレ

「マッドメン」(1960年代のニューヨークの広告業界を描いた、 アメリカのテレビドラマシリーズ)を見ています。 主役の男前が言うセリフに「自分は農場育ち。小さい頃はトイレが外にあって、夜は綱をつかんで行ったものだ」みたいなのがありますが、たしか…

夏のパッキング

「自分の努力や精神力をアテにしない」ところから生まれたという、文房具の使い方アイディア集。究極の文房具ハック---身近な道具とデジタルツールで仕事力を上げる作者: 高畑正幸出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/09/16メディア: 単行本購入: 6人…

段取りと、発光

知り合いの女性(around70歳)で、老若男女からすごく人気のある人がいます。 ごくふつうの外見(ファンシーな服を着がち…)なんだけど、朗らかで、動きが超機敏で、トークは清水ミチコ風、そして、ちょっとだけ色っぽい。 彼女は農家出身。兄弟がめちゃくち…

夜電波と、母

菊地 成孔さんがポッドキャストで語る大久保〜新宿と、私の母の幼い頃(昭和15~19年)の行動エリアがかなり重なることがわかって驚いています。 粋な夜電波でのその地域は、愛の玄人が闊歩する不夜城…ですが、母の一家は愛のド素人ぞろい。イメージが違う‥ …

寒い人形 その2

今さらだけど、『空気人形』見ました。 真冬なのに、めちゃくちゃ薄着で外出してしまうペ・ドゥナ。 (人形だから寒さを感じないという設定。メイド服の時はまだ着ている方で、その後、どんどん薄着になってゆく。) 『空気人形』は、「クラウドアトラス」の…

基地とかパレフランスとか

Lilmagのモモさんのツイートで知ったロイヤルホスト創業者の「私の履歴書」一気に読んでしまいました。 福岡の米軍基地PX、小佐野賢治、もく星号墜落、1973年原宿パレフランスの「カルダンロイヤル」(←シャンデリア喫茶店)など、いろんな意味で気になるキ…

寒い人形

(ちょっと前になりますが)お嬢さんが生まれたコンバットRECさんのPodcastが面白かった。 出産にあたってのコンバットRECさんの感想「女の人、偉い!女の人マジすごい!宇多丸さんなんて、まだわんないでしょ?今、女の人のこと、ちょっと口答えするラブド…

保存食と精神の安定

「ワルシャワ貧乏物語」、いい本でした。 重そうな題名だけど、「続 足長おじさん」のサリー・マクブライド的な行動力で、物資の乏しい社会をグイグイとつきすすんでいく様子が痛快です。 1967〜1975年。消費物資の氾濫する日本から、日本語講師の夫の赴任に…

整理整頓ナーメテーター  その3

■整理整頓遺伝子の少ない家に育った私は、体内からナチュラルな整頓欲が湧いてきません。 (整理整頓をナメていた私の変化 「その1 id:NARASIGE:20130202」 「その2 id:NARASIGE:20130213」) ■なので、まずはゴミの日を大切に大切にするようにしました。今…

整理整頓ナーメテーター  その2

整理整頓をなめていた私の、「整理整頓ナーメテーターその1 id:NARASIGE:20130202」 よい靴下、よい腹巻き、いろんな雑穀、オーガニックのクリイムなど、どんなに買いこんでみたって、使いたいときにさっと出てこないんじゃ、持ってないのと同じ(・Θ・) という…

整理整頓ナーメテーター  その1

□いままで、整理整頓をナメていました。 整理整頓するととても良いです。 なんと‥‥ちょっとした時間をデラックス気分*1で使えるんです! □整理整頓をナメなくなったのは、天然に整理整頓がうまい人と知り合ったのがきっかけです。 その人は呼吸をするように…

無印の小さな湯たんぽ

年末から1月いっぱい、病人の湯たんぽを朝晩、熱くしていました。(無印の小さな湯たんぽは、動きを妨げないので好評) 持病で不調な時でも桜色の肌だけは保ってきた人間(東北生まれ)が、今回は黄緑色になったので、すわ、とうとうおむかえが?と思いまし…

バッグを入れかえ続ける

最近、三個のほぼ同じトートバッグ(綿)を毎日ローテーションして使っています。*1 中身を総入れかえ。 ずうずうしい喩えですが、伊勢神宮の遷宮気分でローテーションしてるんです… 永遠(とわ)にフレッシュ\(^o^)/ *1:ポーチも2個同じものを買って、同…

突撃!となりの靴下7

代官山TSUTAYAで、「ミランダ・ジュライ最新作『ザ・フューチャー』公開記念"ガール"トークショー!」に行きました。出演は、山崎まどかさんと野中モモさんです。 お話がおもしろくて、あっという間の1時間30分でした。 トーク後、お願いして撮らせていただ…

突撃!となりの靴下6

「Roadside Witch Society Solo Exhibition!」にお邪魔しました。すばらしい作品を鑑賞したあと、靴下の記念撮影をさせてもらいました。 右端の脚は、作者のnamikusoさん、その隣の脚はRoadside Witch Societyの英訳をしているアリエルさん。 アリエルさん拡…

オバケダイガクさんの「福岡バナシ2」

昭和20年代のカラー写真を見る夕べでご紹介した福岡空港(板付空港)の写真に反応して、ブログを書いてくださった北野留美さん(人気zine「オバケダイガク」の作者)。 今回も、空港付近の歓楽街の存在について興味深いブログを書いていらっしゃいます! 今…

ナオミのその後を想像する

*1 1924年(大正13年)に「痴人の愛」が発表されてから20年後、日本は敗戦→焼け野原になります。 (20年といえば、「ツインピークス」がちょうど20年くらい前ですね。) 「大正時代」と「敗戦後の日本」って、今のワタシらからみると、まったく別の時代に見…

母の記憶スケッチ

母に色鉛筆を渡して記憶スケッチを頼んでみた。頭の体操になるかな〜、と。*1 出来上がったのは、いかにも昔の人が描いた絵。日本昔話っぽい絵ではありますが、母(昭和11年 1936年生まれ 76歳。敗戦の時に9歳〜10歳)は、実は横尾忠則、杉山登志、和田 誠と…

突撃!となりの靴下5

昨日、lilmagのZINESTER AFTERNOONで撮らせてもらった、なでろうさんの素敵な足元です。 (なでろうさんのzine「えっちゃん」の表紙は、ぽってりとした靴下をはく姉妹!) 「尾瀬的なところにハイキングに行った帰りですか?」と問うと、いいえ乾燥した街に…

ほっこりをささえる力

近所の大きな駅ビルの一角に、乙女版ヴィレッジバンガード的な本屋さんが出来ました。広いお店にゆったり置かれたアンティーク風本棚には、ロモ、北欧、きもちのいいくらし、リネン、ロモ、北欧、きもちのいいくらし、リネン、のような本が、ほとんど無限に…

「第2回 昭和20年代のカラー写真を見る夕べ」終了しました その2

昭和20年代のカラー写真を見る夕べで、↑福岡空港(板付空港)の写真*1を1枚用意していきました。すると来場された北野留美さん(人気zine「オバケダイガク」の作者)からメールを頂戴したので、許可をいただいて転載します。 板付空港付近出身のおばあさま…