「冬ソナ」ユジンの外股歩き

滋賀県小児保健医療センターのページより、座り方の習慣によって、歩く時つま先の向きが変わってくるのではないか??という話。

我が国では女性は小さい頃から正座をする習慣があります。場合によってはW型(とんびすわり)をすることも稀ではありません。このような坐位をしておりますと、大腿骨の股関節部に近いところでの前方への捻れが大きくなって移動の時には足先が内側に向く、すなわち内旋歩行となる場合がおおくなります。


NHKドラマ「冬のソナタ」の主人公ユジンが歩いているところに注目してください。かなりの外旋歩行をしていることに気付くはずです。女性が胡座(あぐら)で座る習慣のある民族では外旋歩行となる場合が多くなります。学会で韓国を訪ねたとき、女性の多くが外旋歩行をしていることに驚いたものです。

■日本の女性も近世初頭までは階層を問わず、さかんに「あぐら」をかいていたそうです。(野村雅一「しぐさの世界」より)

■画像は昭和10年12月の高級雑誌「ホームライフ」から、「をんどるの生活」というタイトルの記事。

「この上流階級の美しく装飾された部屋々々がいづれもその床下から をんどるで暖められてゐるのです」という説明がついていました。