個人的に強くおすすめしたい映画「マクダルパイナップルパン王子」渋谷ユーロスペースで4月14日(金)まで。
↓以下のようなモノが好きな方は、急ぎましょう!
「サウス・パーク」「ドニー・ダーコ」、こたつ猫・錯乱坊、「ロバと王女」「ここだけの2人」の“たきえ”“妻の母” 「グッバイ・レーニン」
■高速の過密都市、大量消費社会の迷い子さん達は、ぜひー。好みがわかれるところかもしれませんが。
“こういうファンシーな絵は生理的にちょっと…”と躊躇しているアナタ。ファンシーへの耐性は今の日本人全員に備わっているから大丈夫です。
■背景のCGに魂が入っている…。街並みが陰の主役。背景はガラッと2転3転しますので、その中のどれかにお好みのシーンを見つけることが出来ることでしょう。
■映画は見たいが、渋谷の街に出ること自体が死ぬほどいやだという人(←私)のために。
気合いで、なんとか渋谷の駅ビル「マークシティ」の4階に上がってください。「道玄坂方面出口」という表示を探して、そこから出てください。渋谷の街に触れずに、比較的ラクに映画館ユーロスペースまで行くことができます。とはいうものの、映画館の前はずうっとサマリアのようなホテル街です。
井の頭線ですと、ホームの吉祥寺方向の先端の方にある「アベニュー口」が、どういうわけかマークシティの4階になっているので安心です。
個人的な感想
ミセス・マク(豚なんですけど)のファッションが良い。緑の大きなイヤリングが板についていて、さすが香港という気がした。よく知りませんけれど。
ピザの声優が可愛い。本当に子供なのかな。舌たらずでトニー・レオンと同じ言語(ですよね?)をポツポツしゃべっているー。王子の声もかすれていて良い。
占い師のメガネが、キラーンッと怪しく光るのがいい。そのシーンにセリフがないのも良い。
お墓のCFのBGMが、香港のスキャットで可笑しい。
幼稚園が卒倒するほどファンシーな配色で良い。
とにかく回想シーンは全部、良い。皮膚病のくすりをつけてあげるところとか。