大正生まれのお医者さんの書いたエッセイに、男らしい立ち方というのが出ていました。
男が男性らしさを強調したい時は、肘を「く」の時にまげて、握った拳を脇につける。国技館の額に飾られている歴代の横綱やプロレスラーの写真を見ると、言い合わせたように肘を張り、拳を握っている。
この姿勢は、それ以外の腕の位置に比べて、もっとも力強い男性らしさを感じさせる。
各種ヒーローもこのポーズですな。
■画像は昭和初期、上流階級のご家庭。お父さんが叱られた少年みたいな立ち方で、わざわざ男性らしさを強調していないのが、個人的に好み♪
立ち姿の女性のキモノが裾すぼまりじゃない雰囲気なのも興味深いです。