こういう微妙……な装いが街に、駅に、溢れてかえっていた時代は、「凛とした日本の暮らし。感性が研ぎ澄まされます…」と、いいににくい。(1969年、基地のある街。こちらのサイトから)
むしろ当時のヤングは、身の回りから「日本臭さ」を一掃したかったことでしょう。
木造・汲み取りの実家を飛び出し、早く中銀カプセルタワーに住みたいぜ!と。
化粧品モデルのハーフ率が異様に高かったのもこの時期です。
この写真から40年あまり。すっかり人間の世代交代は完了し、この種の、装いは絶滅しました。彼女らは現在は80代〜で、たぶん化繊のスラックスを着用。