■スノウブックスで知った、とても格好いい煙草「Peace」の記念パッケージ。高度経済成長期ならではのデザインの熱さ、なんだそうです。
このパッケージだけ見ると、すでに東京はガラス細工のSF都市。
しかし実際、東京にあふれていたのは、こっちの光景だったでしょう。
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■トリュフォーの「逃げ去る恋」(1979年)を見ました。過去のトリュフォーの作品を1979年の恋愛映画の中に、どんどん散りばめていくスタイル。
これ、日本ではやりにくそうですねー。1979年の日本の恋人達が、うっかり過去をふりかえると、そこには「ALWAYS 三丁目の夕日」が広がっているから。
(「ALWAYS 三丁目の夕日」は1958年が舞台。トリュフォーの「大人は判ってくれない」は1959年)
「ALWAYS 三丁目の夕日」の光景がすっかり消滅した21世紀、過去をネタとしてふりかえることは出来るようになりました。
でも、1979年の段階では、まだ、ふりかえれない、ふりかえりたくない(はず)
ましてロマンチックな恋愛の最中は。