伊勢丹の、超特濃シチュウ



これは焼け野原の新宿。左が三越で、右が伊勢丹なんですって!ひー。絶版らしきこの本asin:4163382305からスキャンしました。
こちらのサイトに非常に詳しい解説があります。)




ところで。敗戦直後、伊勢丹が関わっているような、関わっていないような、ものすごく濃いシチュウがあったそうです。

どういうことかといいますと、

敗戦後、新宿伊勢丹進駐軍に長いこと接収されていて、食堂から出た進駐軍の残飯(肉、チーズ、などコッテリ高カロリー)を
焼け野原の日本人がもらいうけ、刻んでシチューにして闇市で売ったというわけなのです。

たしかに伊勢丹の建物から出た残飯には違いないが、伊勢丹とは直接関係ない残飯。。。。
この高栄養の残飯シチュウは、毎日あっという間に売り切れたとか。(参考ヤミ市幻のガイドブック (ちくま新書 (040))


残飯シチュウのことは獅子文六の「自由学校」にも出ていて「動物性のシルコ」「つくづく敗戦の味がする」「冬ぶんは、こいつを食うと、1日、体が暖まるから不思議だよ」と書かれてます。(どれだけ高カロリー!)あと「気前のいい国民に進駐されて、日本人は幸福ではないか」とも。

>「気前のいい国民に進駐されて、日本人は幸福ではないか」
これを読んだ「自由学校」掲載当時(id:NARASIGE:20070823#p2)の昭和25年の朝日新聞読者の脳内顔文字は、どんなだったでしょう。
(;´д` )こんな?