タチカワは基地の街だった痕跡を、ほんの1カケラさえも残さないことに努めています。
タチカワは、日々、野良猫ロック セックス・ハンターやゲッツ板谷や、松本清張のゼロの焦点 (新潮文庫)の舞台となった気配を消すように、がんばっているのです。
↓
↓
↓
だからタチカワの近所の「府中」も、同じ要領で街が作られていると思っていました。タチカワ同様、基地跡にはスベスベした文化施設や、ほっこりした公園を作り、戦争の気配は髪の毛一本分も残さないのだろう、と。
ところが、道ばたに、あからさまな廃墟がドーンと残っていて驚きました。小学校+講堂、くらいのサイズ。
しかもキレイな文化施設のすぐ脇です。フェンスがあるけれど手をのばせば届きそう。(こちらのサイトに詳しいです。)