船旅のポスター色々

■昔の自伝や小説を読んでいると、「オレの女房はハルピンに渡って芸者をやっている*1」「自分は神田生まれだが、京城(ソウル)の印刷工場に奉公に出された*2」みたいな文章に、ちょくちょく出会います。


「ハルピンに」「京城に」と、ひと言で済ませているけれど、昔の旅ってすごく大変だったのじゃないかなー、今はネットで予約するから楽だけど……、といつも思っていました。


船会社ポスターが大量に出ているサイト*3を知ったのでご紹介。
ポスターのポイントは「君たちが思っているほど、遠くないよ……。船と鉄道の乗り継ぎだってスムーズだし。」という点でしょうか。


満州まで1枚の切符で行けますよ、と強調【拡大画像



中央に「日本海を我らの湖水に致しましょう」のキャッチフレーズ。海を渡るのは大変だけれど、日本海は海じゃない。湖みたいなものですから!と。【拡大画像



樺太サハリン)へ。のんきなオジサンでも子供でも子犬でも楽に行けそうなイメージづくり【拡大画像


樺太サハリン)行き。船と鉄道の乗り継ぎの良さを強調。「定期船は大泊(コルサコフ)桟橋に繋留し発着共直に鉄道に連絡開始」【拡大画像

*1:大泉黒石 人生見物

*2:古今亭志ん生 なめくじ艦隊

*3:スノウブックスのサイトで知りました。