佐藤いぬこのブログ

戦争まわりのアレコレを見やすく紹介

熱き血潮と、乙女と、恋


■24歳の、なま足。一見、お年寄りのよう。【記事はこちら


暑い時、からだの中の血液は皮膚の表面に流れていって、そこで熱を外界に捨てます。しかしこんなに体調の悪そうな人が薄着して、せっかくの熱を外界に捨てるのは、もったいないかと…(ちなみに写真は4月のイギリス北部のようです)


■包んで、隠しておいた方が、想像力をかきたてられる場合もありますよね。(これはトム・くるーずの娘。)
松ちゃんが“フィギュア・スケートは、練習中の黒い適当な服の方がグッとくる”といっていたように。


■ゴンドラの唄といえば、「いのち短し 恋せよ乙女  紅き唇 あせぬ間に  熱き血潮の 冷えぬ間に」。


「熱き血潮の 冷えぬ間」にですよ。冷えぬ間に色々やっておけ、と。


東洋医学っぽい考え方だと、生き物は加齢とともに「陽から陰へ」「実から虚へ」と、自動的に流れていく→→そして最後は、死。
若さでホカホカしていたのが、だんだん、冷めていくわけですな。


(「汚れた血」で、ドニ・ラヴァン少年が、30歳という設定のジュリエット・ ビノシュを、“あんたなんか、冷めた湯たんぽだ!”みたいな意地悪言うシーンがあった。)


■というわけで、ファッション誌の提案のままに薄着をして、「熱き血潮」の「熱」の部分を積極的に道ばたに捨てていくこたぁ、ないと思うですよ〜

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