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ストレートヘアーへの憧れ

町山さんのTBSラジオ「キラ★キラ」、クリス・ロック監督主演のドキュメンタリー映画「グッド・ヘアー」


アフリカ系アメリカ女性のストレート・ヘアーの背後に、大きなお金が動いている様子など。


■敗戦後の日本にも、縮れ毛で悩む人たちがいました。「敗戦の落とし子」といわれていたハーフの子供達です。拡大画像


この画像は昭和27年頃の孤児院です。*1

Cute young Japanese-American & Japanese-African-Amer. orphan children w. Japanese staff members in yard at Catholic orphanage, who are unwanted in their country because of uncondoned relationships between Japanese women & Amer. soldiers.

■以下は、自身も混血児だった平野 威馬雄(レミの父さん)の著書より、戦争混血児についての文です。(昭和34年頃)

とりわけ黒い子のなげきは深い。
「ぼく、なぜ、おかあちゃんのように、白くならないの?」ときかれたり、
「頭をあらっちゃいやよ。」と髪をあらうのを死ぬほどいやがる子の、悲しい声におびえたり(それはちぢれた髪のくろい子は、髪を洗うと、頭の5倍ぐらい髪がふくれてひろがり、まるではりねずみのようになるからだ)、真夜中、だれもいない台所で、ごしごし、シャボンやかるいしでからだをこすって、どうかして早く白くなりたい・・・といっしょうけんめいになっている、いじらしい子どもの話をきかせてくれる。
「赤い髪の子をみて、あの子はアメ公の子だ、・・・・・こういうことばにひやりっとすることがあります。いつかは自分のことに気づくときがくる・・・・その時が心配でなりません。」


■(九段の昭和館で当時のニュース映像を見るには、「混血児」「基地の女」という検索ワードが該当するようです。映像のナレーションは、“駐留軍の去った基地の街には、父親に見捨てられた混血児たちが、母親の手で細々と育てられています。” “米軍の撤退が複雑なおきみやげを残しました”など、哀しげな調子。)

*1:獅子文六の「やっさもっさ」には、混血児のための孤児院経営の様子が描かれています。小説のモデルはエリザベス・サンダース・ホーム。