■アニメ会の『ヲタめし!』で、“アニメは青春の上書き。本当の青春の記憶は消去。クシャッ!と完全に消去。”というようなことが語られていました。
■昭和にヒットした様々な歌や小説も、日本の辛かった過去を鮮やかに上書きしてくれたんじゃないかなー。
思いつく例だと、1973年頃の「昔ママが好きだった ブーツはいていこう(松任谷由美)」という歌詞など。
「実はたった1世代」ってモノや慣習は無数にある。を、一瞬で忘れさせてくれる☆
1973年・・・・どこのウチにも、敗戦の苦労話をつい昨日のことのように繰り返す大人がいた時代に、沁みる歌詞。痺れる歌詞!
■資生堂の優美なCMも最強の上書き装置でした。が、CMディレクターの杉山登志氏は「リッチでないのにリッチな世界など分かりません。」という有名な遺書を残して自殺してしまいました。これも1973年の出来事です。
1952年(昭和27年)の若いママ達。 ママ・・・ブーツ・・・
ユーミン氏は、1954年生まれ。