男装ティーム


『松竹歌劇の60年−レビューの舞台とスターたち』展という興味深い展示があることを教えていただきましたが、体調不良でなかなか都心に行けず……その前に少し予習を、と昭和初期の松竹少女歌劇の様子をアップしてみます。


「レヴューガール軍国的訓練」というタイトルの記事です。


「男もかなはぬ大柄の少女」達の中に、同じくらいの背丈の男性がいるのが見えるでしょうか。


大阪では松竹少女歌劇で男装ティームを募集した。身長五尺二寸(※約157.6センチ)以上、男装の麗人としての自信の保持者といふ特別資格にもおぢけず、集まつたりや ハツラツたる男もかなはぬ大柄の少女無慮300名、中から50名が選に入つたが、すべて軍教訓練で在郷軍人さんが、オリシキやシツケイなどをまづ教へるという変わつたレヴューガール訓練である。(ホーム・ライフ/昭和12年7月号)


この号(昭和12年7月号)までは、この他のページに浮世離れした超贅沢な特集が、まだ沢山掲載されています。超豪華な食堂や、派手なドレスの令嬢達など。しかしそのあとの号あたりから、誌面の華やぎが一気に消え、“軍用鳩”とか、“包帯巻き”とか、“防空ずきん”とか、そんな記事ばかりになってしまうのがすごい。

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