私はあまり英語が読めないので、flickrなどで敗戦後の写真を検索するときは「grandpa」「AB(エアベース)」というタグを手がかりにしてます。
「grandpa」「AB」で追っていくと、日本人が撮影しないタイプの日本の光景(主に米軍基地周辺)に、どかんと行き当たる場合があるのです。←孫がflickrに「グランパが撮った60年以上前の写真」をあげている。それもカラー。
たとえば、これは60年ほど前の福岡の看板。朝鮮戦争が終わった頃のものです。故郷まで何マイル*1、みたいな感じ‥‥?背後の「アマカラ珍騒動(昭和25年)」のポスターや、黒々とした瓦屋根とのギャップが、なんとも。
□標識といえば‥‥‥‥安野光雄の自伝に、敗戦直後、進駐軍向けに標識を書くアルバイトをしていたエピソードが出ていました。「TACHIKAWA HACHIOUJIといった風にローマ字で」書き、「アルバイトの常識を越えて大金が入った」そうです。
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