敗戦直後、こういうターバンを巻くのってシラミを散らせないようにする為というケースもあったようです。*1
有楽町・数寄屋橋のパン○ン達が、髪をつかんでのキャットファイトになった場合、髪つかまれないようにターバンを巻いて戦いにのぞんだとか。(喧嘩に勝つと「日劇の前のところから読売新聞のあそこまでをおまえの持ち分にやる」ということに。)
有楽町って当時のガード下が残っているのが或る意味すごい。これは別にレアな写真ではなく、普通にビックカメラとイトシアを結んでいる現役のメイン通路です。
■帝国ホテルに宿泊している進駐軍の偉い人担当のメイドは、シラミがうつらないようにと、電車通勤ではなく、フィリピン人の運転するジープで通勤していたそうです。*2
朝、電車に乗っていて、隣の人をひょいと見ると、洋服にチョロチョロ、虱がはっているんです。髪の毛の中をシラミが出たり入ったりしている人もいました今の人には想像もつかないでようけれど、石けんも手に入らなかったし、お風呂にも入れないしで、シラミがたかるのが不思議ではなかったんです。つり革につかまっている手だって黒く汚れていたんですから。