今さらだけど、『空気人形』見ました。
真冬なのに、めちゃくちゃ薄着で外出してしまうペ・ドゥナ。
(人形だから寒さを感じないという設定。メイド服の時はまだ着ている方で、その後、どんどん薄着になってゆく。)
『空気人形』は、「クラウドアトラス」のソンミと同じく「寒い場所でも薄着で、かつ、使い捨ての存在」なんですね。
人形の持ち主である板尾は(人形とわかっていても)ペ・ドゥナに、「寒いでちゅね〜」みたいな感じで布団をかけたりマフラーを巻いたりしていた。しかし、あとから登場する男ARATAは、そういう気遣い(?)は、しない派のようであった‥。
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(薄い体型の女性が薄着をする映画といえば、オドレイ・トトゥの「プライスレス 素敵な恋の見つけ方」が、これまたえらく寒そうでした。
高価な服を次々と着替えていくのに、ひたすら寒そうにしか見えなかった。でも、あぶく銭で入手したドレスという設定なので、できるだけ寒そうに惨めに見えるのが、映画としては正解なのでした。)