佐藤いぬこのブログ

戦争まわりのアレコレを見やすく紹介

「マッドメン」とトイレ

「マッドメン」(1960年代のニューヨークの広告業界を描いた、 アメリカのテレビドラマシリーズ)を見ています。


主役の男前が言うセリフに「自分は農場育ち。小さい頃はトイレが外にあって、夜は綱をつかんで行ったものだ」みたいなのがありますが、たしかに、そういう暮しをしてきた人に見える。現代の人に見えない。(007のダニエル・クレイグも、トイレが外にあった時代の人っぽく見えますね。干し草の香りがするというか)


あと、老けた女性や、まるまる太った女性が、惜しげ無く出てくるのもいい。昔を舞台にしたドラマって、いっくら小道具で完璧に時代考証しても、女優たちが科学の力を借りたアンチエイジングな人ばかりだと、「ああっ‥‥結局は現代の話なんだな」と萎えてしまいますし。


子役たちが、ブモーっとした体型で、21世紀の香りが全然しないのもいい。


これは1950年代の銀座のサウナの様子。もし、日本に「マッドメン」があったら、空気読まない電話の取り次ぎで怒られている秘書の役が似合いそう。

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