Christina Aguilera - Candyman (Edit)
日本の場合、戦地に慰問というと内海桂子師匠が満州に巡業☆的なイメージですが、アメリカは派手そうですね。
クリスティーナ・アギレラ「キャンディマン」は第2次大戦中の設定。メイクが戦時中の看護婦さん募集ポスター(ボストンパブリックライブラリーより)に似てるー。チークくっきり、口紅くっきり。
↓なんだか化粧品の広告みたいだけれど、1944年のポスターです。日本でいうと昭和19年!
しかし「キャンディマン」のビデオに出てくる兵士の皆さん、素朴な風貌の人をそろえているなあ。獅子文六のエッセイに、敗戦後の日本はみんな人相が悪くなり、温厚な表情の人はG・I(アメリカ兵)だけっていうのがありましたけど、そんな感じ?以下エッセイを引用。
温厚や寛容の相は、どこへ行っても見当たらなくなった。たまに、これは、珍しく好人物が歩いていると思うと、テキサスの山奥から出てきたらしいG・Iである。二た目と見られぬパンパンに腕をとられて、ニヤニヤしている顔つきこそ、ここに人ありの感を抱かせる。(昭和34年週刊文春)
【関連話題】慰問といえば、アンドリューシスターズ。アンドリューシスターズ は第二次世界大戦中、慰問で活躍しました。
Andrews Sisters Boogie Woogie Bugle Boy
で、アンドリューシスターズをケイティペリー達がカバーしたもの↓。はじめはモノクロだけど途中でカラフルなショーに切り替わり、舞台の装飾が爆撃機と星条旗になります。戦勝国ならではの舞台装飾ですねえ。最後にうつしだされる観客席には、スマホで舞台の撮影をこころみる迷彩服&坊主頭の青年達。
Katy Perry, Keri Hilson & Jennifer Nettles Boogie Woogie Bugle Boy
関連話題