水運

川崎大師と穴守稲荷

長谷川時雨の「東京開港」にこんな文がありました。 「若い時、というより、あたしたち、小娘時代に、川崎へいって、穴守へいって、帰りに品川まで早船へ乗ったことを。夕潮が高くって、みんな、大人は酔っぱらったのに、私もあなたも平気でしたろう。船が好…

畳と宇宙人(「宇宙人 東京に現る」感想その1 )

昭和の特撮好きの人に強くすすめられて、渋々みた「宇宙人 東京に現る」(昭和31 年・1956)。 カラー映像が美しいし、見て本当によかった。 まず、日本的な風景の中からいきなり宇宙人が出てくるのが良い!小津映画などで、お嬢様が畳の部屋でソックスはい…

外輪船の動画

www.youtube.com ニューヨークの1911年の動画をカラーに加工したものがYouTubeにありました。服装も交通機関(馬糞を含む!)の様子が鮮明にうつされていて、とにかくすごい! 動画の終盤にに外輪船が出てきます。はじめ船の先端がうつって、徐々に本体にな…

日本海中心時代来る

日本海中心時代来る(北日本汽船株式会社)というポスター。 各地支代理店の中に、今でいう北朝鮮の港(清津 羅津 雄基)が含まれています。 ちなみに、以下は代理店のあった「清津」の郵便物。 「観光の清津」「記念スタンプ用」「北鮮随一の大都」と書いて…

海沿いの歓楽街

先日、江東区の中川船番所資料館に行きました。そこには江東区の面積がめまぐるしく増加する様子が展示されていました。内陸の市町村では見られない現象です。 江東区って江戸時代から埋め立てが続いているから、どんどん土地が増えていくんですよね。もとも…

明治の遺物と、外輪船

昭和3年「現代漫画大観 日本巡り」より利根川の外輪船。 「外輪船」は昭和初期の段階で、すでにレトロ気分な乗り物だったみたいですよ。以下、漫画についている解説です。 大利根、香取 (千葉県)霞ヶ浦、大利根をうろつく交通機関が、明治文化の遺物、外…

船で千葉の海水浴場へ

これは昭和初期の千葉県の北條を描いた漫画(昭和3年・現代漫画大観「日本巡り」より)絵の解説によると、千葉県の北條には「一高(現在の東京大学教養学部)、高等師範、その他多数の学校の水泳合宿所が軒を並べて」おり、「霊岸島から船がつくと」先に合…

深川から、浦安へどう行く?

昭和初期の漫画エッセイ*1を見ていたら、浦安について「深川の高橋から1時間で行けるところに、こんな東京臭のない漁師町がある」と書いてありました。 上のイラストが、その、東京臭のない浦安です。 深川の高橋って、今でいうと新宿線の森下か半蔵門線の…