佐藤いぬこのブログ

戦争まわりのアレコレを見やすく紹介

 来夢来人

四季のある国に生まれたわたしたち。

その研ぎ澄まされた美意識…を語る上で欠かせないのが、昭和8年から昭和56年まで有楽町にあった、日本劇場(現在のマリオン)だと思います。

昭和8年に白亜の建物だった日劇(設計は和光と同じ渡辺仁)は、昭和55年、鮮やかな色彩で飾られています。

広告の字を判別できるだけ挙げてみると……
「来夢来人」「農林年金会館」「デン晴海(ホテル)」「後楽園矢野大サーカス」「象物語」「いい色との出会い東芝カラーテレビ」「日劇ミュージックホール、素敵なショータイムをあなたに」「鶴田浩二特別公演」など。


竣工当時を想像することを決して許さない、研ぎ澄まされた美意識がうかがえます。

ああ、
四季のある国に生まれて、
よかった。

(画像は、銀座百点624号から、そっと引用させてもらいました)

終戦間もない頃は、まだ何も貼ってなかったようです。(手前は朝日新聞社、奥が日劇

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