佐藤いぬこのブログ

戦争まわりのアレコレを見やすく紹介

東京メトロの装い

東京メトロのポスターが、宮崎さんから、新垣さんに代わりましたね。


私は宮崎あおいさんの一連のポスターを見て、ひそかに感心していました。「温度調節がこまめに出来る服」が多かったんですよ。空気の層を着ているっていうか。首になんか巻いたり、重ね着していたりして。


特に、赤いスカーフのポスターは、けっこう暑い季節になっても貼ってあります。なにごとも季節の先取りしすぎの時代に、おっとりしているなあ。
f:id:NARASIGE:20210806093447p:plain
f:id:NARASIGE:20210806093311p:plain

「温度調節がこまめに出来る服」って大切。だって、都市部の環境は、さりげなく過酷ですよ。アルピニストの人より過酷かもしれない。


夏は、フライパンのような道路→冷え切った室内→フライパンのような道路→冷え切った室内。


冬は、ビル風→効き過ぎの暖房→ビル風→効き過ぎの暖房(あと、メトロの階段に吹き込む風)。


こういう環境を、ごく短時間のうちに何度も体験するわけです。


刀だったら、熱されたり冷やされたりして名刀が出来るのかもしれないけど、女性は刀じゃない。


やっぱり「空気の層」的なものを身につけて、外界からワンクッションおきたいじゃないですかー


いや、私だって本当は、ヨーロッパの夏休み映画みたいに、パンツの見えそうなくらい短い木綿のワンピースを着て自転車を乗り回す的な、工夫いらずの装いに憧れますよ。でも、あいにく日本はヨーロッパじゃないから。
(小さな悪の華


そして。現在、新垣さんの新しいポスターは、残念ながら「ワンクッション」無しの装いです。背景の外国人はキッチリ上着を着て、新垣さんは薄着という…。写真の切れているところに新垣さんの可愛いバッグがあり、その中に薄手ショールやカーディガンが入っていると信じたい。

h3 { color: #FFFFFF; background: #000000; padding: 0.5em; } h4 { border-bottom: dashed 2px #000000; } h5 { border-bottom: double 5px #000000; }