先日、宝塚をはじめて見ました。1人で突然行ったのですが、劇場で知り合いの2人にバッタリ。そのうちのお1人は漫画「ZUCCA×ZUCA」のモデル(ネタ元?)になったとか!舞台がはじまる前に、瞳きらきらの2人から鑑賞のイロハを教えていただきました。ありがたいことです。
日比谷宝塚劇場に通った男性漫画家
宝塚といえば、「杉浦茂 自伝と回想」に宝塚大好きな漫画家、倉金良行のエピソードが出ていました。倉金章介と杉浦茂は、同時期に田河水泡宅で書生をしていたのです。
倉金は、宝塚少女歌劇が大好きで、日比谷宝塚劇場の東京公演には一人で二回、観に行くのであった。これは男性としては珍しいことだった。
『あんみつ姫』と、浅草の国際劇場
「あんみつ姫の東京見物」の巻(『あんみつ姫』講談社漫画文庫)に
浅草でおりて国際劇場で少女歌劇を見ることにいたしましょう
というセリフがありました。 (「あんみつ姫」連載時、まだ宝塚は接収されていたから、漫画に出せなかったのでしょう)
▽「ムネムネ ワクワクよ」「オー、これが東洋一の劇場ですね」
▽外国人が撮影した浅草の「国際劇場」(昭和29年頃)。「あんみつ姫」のように「ムネムネ ワクワク」してきますね。
wikiによれば国際劇場の跡地は「浅草ビューホテル」になったそうです。私は、浅草ビューホテルのバイキングに行ったことがあるけれど、そこに国際劇場が立っていたとは信じられません。どういう向きで立っていたんだ?周囲はどんな感じだったんだ?謎は深まるばかりです!
▽あんみつ姫と、進駐軍のジープが一つのコマに。そういう時代…