
- 作者: 安野光雅
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/11
- メディア: 単行本
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この本で、絨毯爆撃は、本当に「編むよう」にすることを知りました。
一列に並んだ爆撃機が縦一列に焼夷弾か爆弾を落とし、しばらくして今度は横一列に焼夷弾を落とす。
布を編むように落とす。
これはドイツのハンブルグではじめて試された方法で、絨毯爆撃ということばはこのときにはじまったということだ。なにしろ、ロンドンを飛び立つ爆撃機群の先頭の一機がハンブルグへついたころ、まだ出発できない爆撃機が空港にいたという話だ。
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また、安野 光雅氏は三月二十日生まれ。小学生の頃、鬼ごっこなどですぐつかまったのは、「クラスでも一番遅く生まれたためだと、おもっている。このことは後に教員になるまでわからなかった。(中略)この差を縮めるには五年生になるくらいまで待たねばなるまい」と書いています。