その中でベスト団地映画とされていたのが、若尾文子の「しとやかな獣」でした。そして、映画の舞台となっているのは、私の生まれた晴海の団地なのです。
私の記憶では、その団地は特に若尾文子感もない普通の場所でしたが。今後の人生はすてきな団地出身者として記憶の消去/上書きをして生きていきたい。。。。と思いました
(晴海の団地は、メタボリズム展でも入り口に写真がばーんと飾られていたので余計に)
晴海の団地はいくつか棟があって、そのうちのひとつが前川國男が手がけた高層セレブ棟だったのです。(ちなみに私のいた棟はその棟ではなく、普通の棟)
知人の裕福なマダム(around70)は、若い頃、晴海高層アパートの一室にあった、帽子教室*1に通って美しい帽子を作っていたそうです。そういう人たちも出入りしていたのですね。
獨協大学は、入り口で小さな川(堀?)の橋を渡ります。講座ではその川の由来や、付近一帯が水害にあいやすい土地である説明なども詳しくされていました。
*1:雑貨スタイリストの元祖のような方がやっていた