佐藤いぬこのブログ

戦争まわりのアレコレを見やすく紹介

慰問あれこれ

 


Christina Aguilera - Candyman (Edit)

 

日本の場合、戦地に慰問というと内海桂子師匠が満州に巡業☆的なイメージですが、アメリカは派手そうですね。

 

クリスティーナ・アギレラ「キャンディマン」は第2次大戦中の設定。メイクが戦時中の看護婦さん募集ポスター(ボストンパブリックライブラリーより)に似てるー。チークくっきり、口紅くっきり。

 

↓なんだか化粧品の広告みたいだけれど、1944年のポスターです。日本でいうと昭和19年!

f:id:NARASIGE:20090916125917j:plain

 

しかし「キャンディマン」のビデオに出てくる兵士の皆さん、素朴な風貌の人をそろえているなあ。獅子文六のエッセイに、敗戦後の日本はみんな人相が悪くなり、温厚な表情の人はG・I(アメリカ兵)だけっていうのがありましたけど、そんな感じ?以下エッセイを引用。

温厚や寛容の相は、どこへ行っても見当たらなくなった。たまに、これは、珍しく好人物が歩いていると思うと、テキサスの山奥から出てきたらしいG・Iである。二た目と見られぬパンパンに腕をとられて、ニヤニヤしている顔つきこそ、ここに人ありの感を抱かせる。(昭和34年週刊文春

 

 

【関連話題】慰問といえば、アンドリューシスターズ。アンドリューシスターズ 第二次世界大戦中、慰問で活躍しました。


Andrews Sisters Boogie Woogie Bugle Boy

で、アンドリューシスターズをケイティペリー達がカバーしたもの↓。はじめはモノクロだけど途中でカラフルなショーに切り替わり、舞台の装飾が爆撃機星条旗になります。戦勝国ならではの舞台装飾ですねえ。最後にうつしだされる観客席には、スマホで舞台の撮影をこころみる迷彩服&坊主頭の青年達。


Katy Perry, Keri Hilson & Jennifer Nettles Boogie Woogie Bugle Boy

 

 

関連話題 

d.hatena.ne.jp

d.hatena.ne.jp

 

 

h3 { color: #FFFFFF; background: #000000; padding: 0.5em; } h4 { border-bottom: dashed 2px #000000; } h5 { border-bottom: double 5px #000000; }