今和次郎の「新版 大東京案内」(ちくま学芸文庫)上巻120ページに「数寄屋橋橋畔の朝日新聞が、モダアンな分離派の様式で建築され」とあります。
分離派って興味があるけどよくわからない。一番最初に分離派を知ったのは、「帰ってきたウルトラマン」基地のロケ場所にもなった「長沢浄水場」。エリンギ感の強い建物でした。とりあえず、いきなりカーブがあるのが分離派、という認識で生きていきます。以下が朝日新聞社屋の参考画像と説明文です。
日独防共協定の成立
日本劇場の前に大きなナチスの旗が掲げられていて驚いた。急に世界の渦中にあることを感じた。朝日新聞社が背景で、特に印象的であった。(昭和11年)
こちらを拝見すると、震災復興小公園も分離派なんですって。