佐藤いぬこのブログ

戦争まわりのアレコレを見やすく紹介

昭和11年(1936)の古関裕而

昭和11年4月号(1936)の雑誌「ホームライフ」に出ていた広告です。コロムビアレコードの軽量蓄音機。軽量をアピールするためか、若い女性がしなやかに踊っています。

 

左側の新譜欄に、古関裕而の名前が〜。

古関裕而の昭和史 国民を背負った作曲家 (文春新書)を見ると、この広告の昭和11年時点での古関裕而は、ヒットが出せなかった苦しい時期を抜け、ようやく売れっ子になっているようです。軍歌の量産に入る直前‥‥‥。この時代は世界のフェーズが短期間にグイグイ変わるので、1年の違いが大きな違いになりますな。

f:id:NARASIGE:20200504082318j:plain

 

↓「青春を讃えよ」には、古関裕而・野村俊夫・伊藤久男、の名前があります。私は朝ドラを見ることができない体質なので(朝ドラが流れたら、瞬時に消す)辻田 真佐憲さんのTwitterで、概要をつかんでます。

f:id:NARASIGE:20200504082319j:plain

 ↓「愛の揺籠 二葉あき子」。愛のゆりかご、というタイトルから、何となく「愛の水中花」的なものを想像してしまいましたが、清らかな歌でした。

www.youtube.com

 

同じ雑誌の優美な裏表紙。昭和11年(1936)時点では、とにかく誌面が豪華で、のんびりしています。しかし、翌年の昭和12年秋から、ぐっと軍国ムード一が強くなります。フェーズ変わりすぎ。

f:id:NARASIGE:20200504082554j:plain

 

 

 

narasige.hatenablog.com

 

narasige.hatenablog.com

 

 

narasige.hatenablog.com

 



 

 

h3 { color: #FFFFFF; background: #000000; padding: 0.5em; } h4 { border-bottom: dashed 2px #000000; } h5 { border-bottom: double 5px #000000; }