佐藤いぬこのブログ

戦争まわりのアレコレを見やすく紹介

半裸の昭和

昭和の半裸画像

暑い、暑すぎる!……ということで、今日は昭和の半裸画像(主に男性)を集めてみました。

裸で晩ごはん

▽「貧乏の あからさまなる 夏の宵」という川柳についていた漫画です。実はこういう家がすごく多かったのではないでしょうか?手前は蚊取り線香?お父さんの背中に灸痕。こんな風土だからこそ、わたしら北欧に憧れてしまうんですね。

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昭和5年『浮世行進曲』清水対岳坊

LINEがない時代

▽交信する家族。ふんどし姿のお父さんは肥柄杓を振り、子供はお母さんの湯文字を振って、仕事が終わったことを伝えています。

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昭和3年「現代漫画大観 職業づくし」阪本牙城

街の中の半裸

▽昭和24〜6年。新橋駅前にて。まさにホームのすぐそばです。

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1985年「ニッポン40年前」毎日新聞社

▽昭和25(1950)、半裸の青年。両サイドの人は地下足袋。 457 - summer50 - Sendai | NorbFaye | Flickr 

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▽昭和37(1962)。横浜の魚屋さん。

PHOTO BY R.L.HUFFSTUTTER, 1962, YOKOHAMA

お仕事と半裸

▽昭和24(1949)仙台。歯が白い!

https://www.flickr.com/photos/norb_faye_lang/3854101488

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▽風呂桶屋さん

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作家も半裸

昭和8年、作家も半裸。鎌倉の別荘での大下宇陀児(おおした うだる)氏。井戸の水くみ中です。

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昭和8年9月 新潮社『日の出』

若い子より、オジサンの方が露出度高い

▽昭和31年サザエさん。同じ巻では、波平サンも半裸で庭の手入れをしています。オジさんの半裸って被写体になりにくいけど、かなり存在したと思う。

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引用元:サザエさん朝日新聞社文庫16巻

 以上、昭和の半裸でした。最近は、昭和の街並みを模したテーマパークや飲み屋街があるけれど、半裸の人達までは再現しないでしょうね(笑)

▽ポールジャクレー「オウム貝、ヤップ島」(1958)。この絵より今の日本の方が暑いですよ、きっと!

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narasige.hatenablog.com

 

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