1987年のアラマタ上海レポートには「市内全体が近代建築の展示場。いくら壊しても壊しきれないだけの恐ろしいストックが上海にはある」とあるけど、四半世紀たっているのだし、もうほとんど無いだろうと思って出発しました。
そしたら、違った。
近代建築、ありました。前に比べたらずいぶん減ったのかもしれませんが、どっさりありました。
そして、上海は全体に「うる星やつら」ぽかった。ちゅどーんな感じでもあり、こたつ猫のような感じでもあった。
上海在住のFさんが、ディープなエリアを沢山案内してくださったので、「亜空間ベクトルAXY」(諸星あたるの夢にでてくる謎の標識)を体験することができました。
(以下の写真は、トイカメラモードで撮ったので、過剰なまでの懐かしさが漂っています。)
戦時中、児玉 誉士夫がいたという19階建てのホテル*1(ブロードウェイマンション)。今回、この建物を見るのが上海行きの目的でもありました。間近で見ると、めちゃくちゃ重厚で巨大。でも背景には銀色の超高層ビルが沢山あるので、引きでみると、すすけた小さな建物に見えてしまうのです。。。
Fさん超おすすめの朝の魯迅公園。脳がショートするほど凄まじい公園でした。都合のつく方は今すぐ上海に飛んで、朝の魯迅公園に身をおいてほしいくらい。これは鏡文字を超絶テクニックで地面に書く*2人。この写真だけ見ると、東洋の静かな朝でほっこり、という感じですが、実は。。。。。。
えんえんと続く少女漫画のような町並みと、歩道で昼ごはんを食べるオジさん達。シュール。
ビルヂングに洗濯物。
続く