1940-44年のナチス占領下のパリ。ナチスのプロパガンダ誌のカメラマンとして働いていたフランス人写真家アンドレ・ズッカ(Andre Zucca)氏の撮影だそうです。
鮮やかすぎる色彩…
http://www.flickr.com/photos/hab3045/2633839567/in/set-72157605961660187/
おばあさんの、胸のマークが……
http://www.flickr.com/photos/hab3045/2634659792/in/set-72157605961660187/
1940-44年のナチス占領下で数千人ものユダヤ人が強制移送されたことや、数え切れないほど多くのパリ市民が苦難に耐えたことを、これらの写真は表現してはいないというのだ。
パリ市庁文化事業担当者のChristophe Girard氏は、作品を見て腹立たしく感じたと語る。「ズッカ氏の写真は占領の現実を何も見せていない。見せているとしても、ほんのわずかだ」として、写真展の中止を訴えている。