着物で2本のレールの上を歩く

登山入門の本を眺めていたら、疲れない歩き方として「山は2本のレールの上を歩くように歩こう。ファッションモデルのように一直線上を歩くと疲れが出ます」と書いてあった。

そうそう。以前、明治の日本を撮影したフランス製映像を見た時、都市部の女性達が、ちょうど「2本のレールの上を歩くように」歩いていたんです。

つまり、一直線上じゃなく、肩幅で歩いている。

当然、着物のスソは、その幅にあわせてゆるく開き気味。

しかし全体から受ける印象は、優雅なものでした。
明治のツヤツヤした髪型のせいでしょうか。

これは平坦な都市部の映像でしたが、日本は起伏の激しい土地もドッサリあるわけで、そちらではもっと違う歩き方がされていたのかもしれません。

岡本太郎の沖縄

沖縄のキモノおばあさん達のダイナミックな歩き方が写りこんでいる写真集。