■ku:nelなおヒトにもおすすめしたい、燃焼式カイロ「ポケットハンドウォーマー」。紺色ビロードのケースが愛らしいのです。
使い捨てカイロは、使うたびに赤いビニールのゴミが出てしまいますが、この昔風のものは燃えつきた灰が詩的に残るだけ。
専用の炭に火をつける…という点にビクビクしていたのですが、驚くほど簡単でした。タバコとか太い花火に火をつけるのとかわりない。私は東急ハンズで買いましたが、こちらのサイトからも購入できるようです。写真の印象より、ずっと薄くて軽い。
■昔風カイロの効用は、増田れい子さんのお母さん、住井すゑさんが愛用していたという文章に、はげしい説得力があります。
カイロの暖かさというのは、お日様のかけらを抱いているような、しみじみ気分のいい独特の暖かさである。
そう、たしかにお日様のかけらなんです!(でも暖かさ自体はかなり強力なのでタオルで巻いて調整。)
これを乙女の腰まわり、仙骨まわりにあてておくと、女子グルーヴが全身をかけめぐることでしょう。
ちなみにパッケージは、70年代のカルチャーが好き…とかいうヤングの皆様にも好まれそうな華やかさです。輸出用の品物だから?