佐藤いぬこのブログ

戦争まわりのアレコレを見やすく紹介

 堂々と、胸を出す

この漫画家サン、いつも胸や足のはだけた女性を描いてくれる愉快な人!とばかり思っていたら有名な方だったんですね。栃木県立美術館にて展示。2007年1月14日(日)-2007年3月4日(日)

この絵は昭和6年くらいの絵なので、描かれている女性達はおそらく明治生まれ。明治生まれの人と戦後の人って、胸に対する考え方が微妙〜に異なるような気がします。

長谷川町子の「いじわるばあさん」に、おばあさんが、しなびた胸をブラブラさせて家の中をうろつき息子に怒られるというシーンがあった。

「胸の露出、イコール、セクシー」というのと違った、南の島っぽい、堂々とした感覚なんでしょうか。

(私の明治生まれの祖母も、風呂場に行くとき、しなびた胸ブラブラで廊下を歩いていました。上半身は自室でマルっと脱いじゃって、風呂場に移動。)


↑Paul Jacouletの描いた南の島の女性。堂々と胸を出す。

■40年以上前、ビートルズに熱狂した娘さん達が、21世紀「いじわるばあさん」の年齢になろうとしています。想像にすぎませんが、彼女たちは今後いくら年を重ねても、そのタイプの胸の露出はしないのでは?若い頃、モーレツ!なミニスカートやビキニを着た経験があったとしても。

夏は、上半身裸でおもてなしする農村女性(昭和31年・埼玉)。この本から

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