バスの女車掌・「仮面の告白」

三島由紀夫の「仮面の告白」で、昭和初期の少年の話題の的になっていた、女車掌の制服。
男性にしかに興味のない主人公だから、体にフィットした女車掌の制服を見ても肉感的な魅惑を全然感じることができない〜〜というあれです。



↑乗客の皆さん、注目しすぎです!


この絵には以下の解説がついていました。

バスなるものに唯一つの取り柄は、車掌が若い女である事だ。更に、金を入れた鞄をブラ下げた位置にいたつては、全く驚異に価すべきもので、それが丁度彼女等の命から2番目に大切な場所である事だ。

制服のフィット感とともに、「鞄をブラ下げた位置」の微妙さも魅力だったらしい・・・・・



こちらは、バスの女車掌ではなく、船です。
道頓堀行き巡航船の女船掌で「水兵服を模したスマートな姿の女船掌」なのだそうです。(マリンガール?


お金をいれた鞄は、やっぱり女の子の「大切な場所☆」に下げていますね。(でもこちらの絵は乗客乗員、みな河童が化けているという設定なので、制服に熱い視線を送ることもないようです。)


画像は昭和5年 吉岡鳥平「哄笑極楽」