エコバッグ・レジ袋以外のやり方

参考までに、レジ袋・エコバッグ以外の買い物姿をご紹介します。(昭和3年 宮尾しげを「現代漫画大観」)

 

「この辺に 居るのか巡査 葱をさげ」。私の父は料理をマメにするタチで買い出しにもよく行きましたが、レジ袋からネギがはみ出すのだけは嫌がっていました。普段は洒落っ気ゼロのくせに…!しかし、このようにネギのみを束ねてしまえば、逆にかっこいい。この巡査、シンプルで美味しい鍋を食べてそう。f:id:NARASIGE:20200703065116j:plain

 

「ベッタラを 不気味に下げて 家へつき」。ベッタラって、けっこうな重量になりそうですが、まあ男性だし平気でしょう。

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「売残らしい 小鯛を まだまけず」魚屋が勝手口まで来るから、皿だけ持って買うスタイル。食品トレイもレジ袋もエコバッグも不要…。森茉莉のエッセイに"昔は、お刺身の方から歩いてきたようなものだった。今は買いに行かなくちゃいけないから、すごく面倒"みたいなのがありましたが、こういう感じだったのでしょうか。

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お釣りを忘れて愉快なサザエさん。「しばった大根」と「風呂敷」のあわせ技です。お店の人は彼女がウッカリ者だと知っているので、"お宅まで届けましょう"と言ってくれているのに、悪いからと断っている。結果、店に風呂敷包みを忘れ、釣り銭を忘れ…。かえって手間かけています。

対訳 サザエさん 全12巻セット (講談社バイリンガル・コミックス)より

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こちらの動画は、多くの女性が風呂敷で即席のバックパックを作って背負っています。着物のハウツー本にはまず出てこない姿です。

 

 

おまけ:こちらは、普通に買い物カゴ(Flickrより)。カゴバッグ写真はネットにけっこうあるけれど「男性が・夜・ネギを下げている」写真なんて無い。その点、漫画は、記憶装置としてスゴイなあと思います。

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