*1
1967年。西洋のマダム達が日本のお座敷で、すっかり溶けている光景。座りにくそうw
*2
1976年。日本のお年寄りがベンチで、縁側風の座り方をしている光景。こちらも、ちょっと座りにくそう。浴衣や丹前を着ているように見えます。
□お座敷の西洋マダムは、“脚のやり場‥‥‥どうしたらいいのしら?”みたいになっていますが、日本はずいぶん前から、この手の戸惑いとともにあったような気がします。
例えば、埋まるように軍服を着てみたり。どうしたらいいのしら id:NARASIGE:20070307
試行錯誤を繰り返しつつ、洋装にチャレンジしたり。id:NARASIGE:20110108
かつての暮しの手帖は「どうしたらいいのかしら」のヒントとして(?)カラーページに欧米の若妻の暮しぶり(夫の仕事の関係で一時的に日本に住んでいるような)をのせていました。家の中でヒールの靴をはき、ダイナミックな太ももと、長ーいひざ下で、家事をする人たち。
*3
□現在でもまだ、文明開化以来の混乱が続いている部分がありそう。
これは、今年2月発売の雑誌。気温が10度〜12度になったら、素足でサンダルをはくように提案しているページ。
この画像は若い女性向けの雑誌ですが、萬田久子さんが表紙の雑誌(平成24年2月号)にも「関西読者の『えっ?冬なのに』スタイルがカッコいい」という特集があり、寒い時期の素足とノースリーブをすすめていて、びっくりです。
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