とんでもハップン

■画像は、昭和25年の朝日に掲載された4コマ。今どきの軽薄な若者(やたらにカタカナを羅列)とは会話が成立しないので、“サ○エ、ひとつ通訳を頼むよ”というわけ。


同じ昭和25年、朝日新聞に連載された「自由学校」にも、「とんでもハップン!」「チャージさせる」「ネバー好きッ!」を連発する、軟弱でお洒落な青年*1 や、ケバい軽薄な娘さん…が登場します。戦争が終わったあと青春を謳歌している世代って、もう今までの日本人とは全然人種が違うなあ・宇宙人なみだなあ、みたいな描かれ方です。

でも、でも。


そんな、今どきの軽薄な若者は、ほんの数年前の子供時代が、イコール戦時中なわけでしょう。多感な年頃に「撃ちてし止まむ」な空気を呼吸して。

彼らはいつの間に「とんでもハップン」、な人になったのかな。

■関係ないけど、森茉莉の「ボッチチェリの扉」(昭和23〜25年の設定)の「麻矢」も、彼らと同世代です。たぶん。(ええーーーっ)。

米兵のおかげでフランボワアズの帽子…とかをかぶっている麻矢も、たった数年前は戦争中。子供の頃は代用食で防空頭巾?

*1:「この年頃の青年は、学徒従軍も、工場勤労を免れた代わりに、代用食で少年時代を送ったせいか、筋骨薄弱で腕力に乏しい」(自由学校)