失恋したら満洲へ
みんな大好き獅子文六「悦ちゃん」(昭11)から、悦ちゃんのパパ「碌さん」が失恋した時のシーンです。満洲行きは、当時の失恋あるあるだったのでしょうか。
実際、碌さんは、病人のようになった。(略)女に嫌われて、そんな反応を起こすなんて、よっぽど時代遅れの人物である。失恋したら、満州へ行くとか、高利貸しを始めるとか、いくらでもテはあるのに、徒らにヤキトリを食って、泡盛を飲んでばかりいる。
新興国では勇士になれる?
以下、満洲にまつわる漫画を少しご紹介しますね。
日本人総出でもOK
「満洲の農耕地は何人の人口を容れ得るか」という記事です。「日本人総出で開墾に従事しても差支ない訳である」💦
国際連盟脱退へ
ご存知の通り、満洲をめぐってたいへんなことに…
「いよいよとなれば日本は連盟を脱退するばかりだ」「満洲の事情も知らぬ小国の奴等に何が分かるものか」
満洲で風邪をひかない秘訣
昭和50〜60年代の青年向け雑誌のコラム欄にありそうな絵ですが、昭和13年なんです。
大村卓一満鉄副総裁「寒い満洲で風邪ひとつ引かず達者でゐるのは、全くこの夏冬通しての朝の裸体体操のお陰だ」と逢ふ人ごとに体操をすすめるのである。
▼時代の急変を小さな冊子にまとめました。